Windows XP SP2 適用時のエラー

会社で、Windows XP SP1 のサポートが2006年10月10日で終了するからSP2に上げろというお知らせが来た。とある1台のパソコンにSP2をインストールすると、インストール途中のファイルのバックアップ作成中に、「CIMWIN32.DLL をコピーできません」というこんなエラーが出た。

コピーエラー
cimwin32.dll をコピーできません。
指定した場所が正しいことを確認するか、または場所を変更して、
指定したドライブに'Windows XP システム ファイル'を挿入してくだ
さい。
コピー元
c:\windows\system\wbem

検索すると、c:\windows\system32\wbem\cimwin32.dll はちゃんと存在する。何でだろう。ファイルが壊れてたのかなと思い、システムの復元でSP2適用前に戻してもう1回試したけどやっぱり同じエラーが出た。何かのソフトが使ってるのかな。でも、特に起動してるソフトはなさそうなんだけど。何より社内で同機種のパソコンを使用している人は大量にいるけど、そんなエラー初めて聞いた。

ネット検索しても同様のエラーは見つからなかった。ただ、「キャンセル」すればそのファイルのバックアップだけスキップしてインストールは続行できるみたいだった。結局 cimwin32.dll のバックアップだけスキップしてSP2インストールは完了。前のシステムファイルたちは、
c:\windows\$NtServicePackUninstall$
に保存されてるようなので、cimwin32.dll だけ手動でコピーとっておけばよかったかも。SP2をアンインストールした時に、「cimwin32.dll がありません」ってことになるのかもしれん。ま、いいや。